小学校入学準備 頭の良い子どもに育つ読書習慣

query_builder 2023/01/23
読解力受験サポート宿題

2015年にKUMONが実施した「大学生意識調査-東京大学編」において、「子どものころ、親にしてもらって感謝している教育とは?」という問いに現役東大生100人が回答しました。
その結果の一位は「本の読み聞かせ」で、100人中40人もの人数が回答しました。

回答のコメントとしては、
・ボキャブラリーの豊かさや学ぶことの大切さを知ることに如実に効果があった
・いろんな絵本を読み聞かせしてくれたことで、多くの世界観を知って、想像力が豊かになった
・絵本から図鑑に至るまで、とにかくたくさん読み聞かせをしてくれ、内容もですが、その時間自体が楽しかった
・母が、わたしの理解度や年齢に合わせて本を選んで読み聞かせてくれました。考え方や生き方のヒントになっています

というような声が挙がったそうです。

この結果からも、幼児期の読み聞かせの効果を感じられます。


本の読み聞かせの重要性や、本の選び方についてご紹介していきます。


東大生の子どもの頃の本選び


読み聞かせする本や、子供が自分で読む本をどのように選んだら良いか迷うこともありますよね。

進学塾VAMOS代表の富永雄輔さんの著書、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』によると、東大生の多くは大変な読書家であると語っています。

そして、その著書の中で
”本屋さんに連れていったら、子どもを自由にしてみましょう。そして、子どもが選んできた本は、名作と呼ばれるものでなくても(親から見たらくだらないと思う本でも)、ぜひ買ってあげてください。(中略)興味があるテーマなら、単純に読むことを楽しめます。その本の中で得た何かが、別の分野への興味や関心につながることもあるでしょう。それがやがて、何かを学びたいという意欲、つまり勉強への意欲につながっていくのです。”
と語っています。

親の好きな本や、名作とされる本が子供の好きな本やジャンルであるとは限りません。子供が自分で選ぶことで興味を持つことができるでしょう。

本の読み聞かせが子供に与える影響


子どもについては、言語発達は促進と問題行動の減少という二つの変化がみられました。

まず、言語発達についてご紹介します。「言葉の数(語彙)」と「聞く力」に注目してみます。語彙については、8週間読み聞かせを行った結果、行わない場合に比べると3倍の成長速度で語彙の伸びが見られました。聞く力については、8週間読み聞かせを行った結果、「トークンテスト」という方法でスコアを計測するとスコアが大幅に伸び、こちらも成長が見られました。

次に、問題行動の減少についてですが、「CBCL」というアンケートを用いて子どもの問題行動の程度を母親から聴取した結果、8週間の読み聞かせを行なった結果、子どもの内向きの問題、つまり、子どもの不安や抑うつなどの問題が減っていることがわかったのです。

この様に、読み聞かせを行うことで子供に良い影響を与えることがわかりました。

本の読み聞かせが親に与える影響


読み聞かせの効果があるのは子供にだけでなく、親にも効果があることがわかっています。

約8週間、読み聞かせを記録してもらった前と後では、全般的に母親の子育てストレスは低下していることがわかりました。特に、子どもの行動に対して母親が感じるストレス(たとえば、子どもが言うことを聞かないために嫌な気持ちになるなど)が減っているということが明らかになったのです。

読み聞かせをした時間(分)と親のストレスの変化の関係をデータ解析した結果、「読み聞かせの時間が多いほど、母親の子育てストレスが低くなる」という結論になりました。

読み聞かせを行うことで子供の感情や行動が落ち着くことで、親のストレスも抑えられると考えられます。

本の読み聞かせが賢い子育てにつながる


今までご紹介した通り、読み聞かせを行うことで、子供の言語の力、問題行動の減少、親のストレス軽減というように多くの効果を得ることができます。

小学校入学準備として、幼児期に本の読み聞かせを行ってみてはいかがでしょうか。

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